結婚するなら本命と「キープ」どちらがいいか 「キープ」と妥協で結婚した女性の8割に不満
それでは、結局、本命の異性とキープした異性のどちらと結婚したのでしょうか。35~54歳のキープ経験のある既婚者に結婚相手について尋ねたところ、男女ともに「当初から本命だった人と結婚した」は約3人に1人(男性35.9%・女性32.6%)、「本命・キープ以外の人と結婚した」は約半数(男性48.3%・女性50.3%)で、キープした異性と結婚したのは約6人に1人(男性15.8%・女性17.1%)でした。
結婚した時の年齢別に見てみると、「当初から本命だった人と結婚した」は初婚年齢が24歳以下の人が最も高く(男性48.9%・女性38.9%)、初婚年齢が上がるほど低くなっています(初婚年齢35歳以上の場合、男性18.1%・女性20.0%)。逆に「本命・キープ以外の人と結婚した」は、初婚年齢が上がるにつれて高くなっています。
なお、同じように本命ではない異性と交友関係をキープしたことがある25~34歳の既婚者に対しても、誰と結婚したかを尋ねたところ、キープしていた人との結婚は男女ともに約2割でした。
キープ経験がある既婚者の生活への満足感
ところで、キープ経験がある既婚者は現在の生活に満足しているのでしょうか。キープ経験がある35~54歳の既婚者を全体的に見ると、「満足している」・「満足していない」が半々で、男性は「満足している」が若干高く、女性は逆に「満足していない」が若干高くなりました。
結婚した相手別に見てみると、「キープだと思っていた人のことが好きになり結婚した」人のうちで「満足している」割合は、男性約2人に1人(49.2%)に比べ、女性は約5人に3人(61.3%)と高くなっています。逆に「キープしていた人と妥協して結婚した」人の場合、男性約5人に2人(38.3%)に対し、女性は約4人に1人(22.8%)と、女性のほうが妥協して結婚したことに対する満足感は低いようです。
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