「45歳高収入モテ男」が貯金ゼロに苦しむ理由 離婚したら、その後のおカネはどうなるのか

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では、養育費はどう決まっていくのでしょうか。これは、「現在の子供にかかっている教育費」「今後の子供の教育費」「夫婦の収入状況」「夫婦の資産状況」などを元に、夫婦が話し合って決めるケースがほとんどです。

話し合いで決まらない場合は、家庭裁判所の調停を通して決めることになりますが、A男さんのケースは過去3回とも、裁判所を通さず、話し合いで決めてきたそうです。本人の自覚もあるほど「遊び人」だったA男さんですが、「子供に不自由をかけたくない」という子供への強い思いはありました。また、過去3回のケースとも妻が専業主婦だったことも、養育費がかさんでしまった理由の一つとのことです。

実は、厚生労働省「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果」によれば、シングルマザー世帯の約6割が養育費の取り決めをしておらず、元夫から養育費を受け取っていないケースや、途中で養育費が滞ってしまうケースが多いようです。しかし、A男さんの場合は、養育費について「強制執行認諾約款付の公正証書」を作成することに同意しました。万が一、A男さんが養育費を支払わなかった場合には、裁判のプロセスを踏まずに、ただちに強制執行となります。

養育費を払いつつ、税金を減らしておカネを貯める

つまり、 A男さんの場合、養育費を払うとここまで決めた以上、減額交渉はできるかもしれませんが、基本的に養育費を支払わないという選択肢はありません。しかも日頃の派手な生活がなかなか改められず、毎月の貯蓄はほぼゼロ。「アラフィフ」に差し掛かり、将来も不安になってきたものの、仕事柄なかなか生活を変えられず、「どうしたものか」と悩んでいたのです。もちろん、収入が高いので、生活を大きく変えれば少しは貯蓄できる余裕も出てくるはずです。しかし、そう簡単に生活は変わらないものです。仕事上、交際費がかさむのは、ある程度致し方ありません。

ではどうすればいいでしょうか。真っ先に考えたいのは、A男さんのように高収入なら「節税しつつ貯蓄をすること」です。もちろん、収入自体を増やすために副業するなど、いくつか施策はあります。しかし、副業はすぐには効果が出るとは限りません。聞いてみると、A男さんは「おカネまわり」については無頓着で、「普通預金」や「低金利の貯蓄性保険」にしかおカネを預けていないのがわかりました。

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