40代で「疲れない体」にみるみる変わる5習慣 「レジェンド葛西紀明」も実践!改善法は?

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最後にもう1つ、「疲れない体」をつくるために私が意識しているのは「下半身の筋肉を柔らかくする」ことです。

40代は「強い筋肉」よりも「しなやかな筋肉」

【5】ストレッチで「下半身の柔軟性」を高める

「ちょっとした段差につまずきやすくなった」「ズボンをはこうと思ったら尻もちをついてしまった」など、普段の行動に変化を感じることはないでしょうか。

その場合は、「運動不足」以上に、実は「柔軟性が低下している」ことが原因というケースも少なくないと思います。

私の場合、下半身の筋肉に柔軟性をつけたことでジャンプの踏み込みから着地までの安定感がよくなり、下半身の可動範囲が広がったので歩行やランニングのときもラクになりました。結果として、体への負担も少なくなりました。

40歳を過ぎたら、筋トレよりもストレッチの時間を増やしてください。「下半身の柔軟性」を高めるストレッチは、ケガの予防のみならず、リラックス効果も期待できるなど、日々の体をサポートしてくれると思います。

【40代で「疲れない体」にみるみる変わる5習慣】
・体幹トレーニングで「姿勢を整える」
・「10分のランニング」で、むしろリフレッシュする
・上手にサウナに入って、とにかく「汗をかく」
・「代謝を上げる食べ物」を活用する
・ストレッチで「下半身の柔軟性」を高める

年齢とともに体に変化が出てくることは仕方のないことですが、すべて「年齢のせい」にしてしまうと、どんどん体は衰えていくばかりです。

しかし、「年齢に見合ったやり方」をうまく取り入れれば、40代になっても「疲れない体」を維持することは十分可能です。

40歳を過ぎると、20代のように無理がきかなくなります。だからこそ、40歳を過ぎたら「疲れない体」づくりを取り入れ、20代以上の「最高の成果」を出せるようにしてください。それは十分可能だと私は確信しています。

葛西 紀明 スキージャンプ選手

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かさい のりあき / Noriaki Kasai

1972年6月6日、北海道下川町出身。株式会社土屋ホーム、スキー部選手兼任監督。2014年ソチ冬季オリンピック個人銀メダリスト。1992年のアルベールビル・オリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバー、ソチ、平昌と史上最多、計8回の冬季オリンピックに出場。スキージャンプ選手としては異例ともいえる20年以上のキャリアと、40歳を超えてなお一線級の成績をマークすることから「レジェンド」と称され、国内外から尊敬を集める。冬季オリンピック8大会連続最多出場記録、ワールドカップ最年長優勝記録、冬季オリンピックスキージャンプ最年長メダリストなど5つのギネス世界記録をもつほか、2014年の新語・流行語大賞では「レジェンド」がトップテン入りし広くファンを得る。

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