「新入社員がすぐ辞めていく会社」の4大特徴

「仕事は量」の昭和気質では若手から嫌われる

その新人が優秀であれば、横でやっている仕事を自分なりに解釈して、習得できます。しかし、それができない新人は、仕事ができるようにはなりません。

またこのような会社では、時間がないからといって、「その仕事をやる目的」を説明しないで指示する傾向もあります。新人は教育担当者から「とにかくやれ!」と言われて仕事をやっているだけなので、「何のためにその仕事をやっているのか?」を把握していません。従って、その仕事をやる意義もわかりませんし、重要度もわかりません。

このような状況が続くと、仕事が覚えられないことから自信を失くしてしまうだけでなく、周囲からも”覚えが悪い新人”というレッテルを貼られます。目的もわからないためモチベーションも下がり続け、最終的に転職を考えるようになってしまいます。

ITの効率化より、長く働くことを優先

2.「質より量ハラスメント」が蔓延している会社

特徴
・長時間労働を美学として捉える、「質より量ハラスメント」を行う上司がいる
・何かと「俺が若い頃は……」といった武勇伝ばかりを話している
・生産性を上げるための改善策を「仕事でラクをしてはダメだ」と一蹴する

ハラスメントには、わかりやすい例だと、「パワハラ」や「セクハラ」があります。しかし、わかりづらいからこそ根深いハラスメントが、「質より量ハラスメント」です。

このハラスメントは、長時間働くことが”美学”であり、残業している人が偉い、という考えを押し付けることを指します。上司は「俺が若いころはもっと働いていた」「俺のようになりたければ、今の仕事量では足りない」と、質ではなく量の話を中心に指導します。

このような環境下では、残業時間も正確に申請できず、サービス残業や休日出勤も蔓延してしまいます。

残業時間を減らすべく、生産性を高めるための提案(主にITシステムの活用)をしても、ITリテラシーが低い上司の場合、「よくわからないから」と受け入れてもらえません。また、生産性を上げることを「ラクをすること」だと勘違いされてしまい、「仕事でラクをしようとは何事か!」と叱責までされてしまうことすらあります。

3.減点方式のコミュニケーションが多い会社

特徴
・「褒める」や「称賛する」よりも、「非難」や「叱責」が多い
・議論の目的が「もっとよくするため」ではなく「否定するため」
・「長所(できること)」でなく「短所(できないこと)」ばかりを見てしまう

このタイプの会社は「褒める」「称賛する」という文化がなく、「非難」や「叱責」といったコミュニケーションが中心となっています。提案に対しても、「もっとよくするための議論」ではなく、その提案のアラを探す「否定寄りの議論」となることが多く、新人は萎縮してしまいます。

次ページ「しかって伸ばす」は逆効果
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日産・西川社長辞任の衝撃<br>ルノーとの対立が再燃も

株価連動型報酬を不正に上乗せして受け取っていた西川社長が辞任を発表した。対ルノーの防波堤だった同氏の退場は、日産の独立性を揺るがしかねない。ゴーン時代の有力な後継者候補が去り人材難の日産。次期社長の人選が将来を決める。