葉山・逗子、これが地元民が愛する美食の店だ ガイドブックには載っていない隠れた名店
デザートには秋らしく、栗と和三盆のぜんざいを。濃厚なのにくどさはなく、蕎麦の余韻を打ち消さない絶妙な甘さ。ごちそうさまでした。
穏やかで親しみやすい人が多い
食事を終えてもすぐに帰る気がしない。この昭和の名残ある空間で、知らぬ間に葉山ののどかさに身を委ねてしまったのかも知れない。こうして3つの名店を巡ったが、ここに暮らす人は本当に穏やかで親しみやすい。
「そうなんですよね」と答えてくれた恵土さんは、11年前まで都内で修行を積んでいたらしい。
「葉山に移住してきて、『お金を儲けよう』って思いがなくなりました。東京にいた頃は、お店の経営や生活費にもお金がかかるし、周りもガツガツした空気があった。それが今では、『生活に困らなければいい』くらいのスタンスで(笑)。仕事の余暇を見つけては、マイボードを持ってサーフィンに繰り出す日々ですよ」
なんだか憧れる生活だな……。葉山を訪れた際には、地元のグルメに舌鼓を打って欲しい。そこではきっと、不思議と心穏やかになる「葉山マジック」にも触れられることだろう。
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内35
電話番号:046–875–1969
営業:10:30〜14:30(月〜金)、8:30〜15:30(土日祝)
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7
電話番号:046–876–3625
営業:12:00〜15:00(昼)、18:00〜21:00(夜)
定休日:木曜日、第一・第三金曜日
http://soba-edo.com/
(取材・文=佐藤宇紘、撮影=森カズシゲ)
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