葉山・逗子、これが地元民が愛する美食の店だ ガイドブックには載っていない隠れた名店

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デザートには秋らしく、栗と和三盆のぜんざいを。濃厚なのにくどさはなく、蕎麦の余韻を打ち消さない絶妙な甘さ。ごちそうさまでした。

穏やかで親しみやすい人が多い

食事を終えてもすぐに帰る気がしない。この昭和の名残ある空間で、知らぬ間に葉山ののどかさに身を委ねてしまったのかも知れない。こうして3つの名店を巡ったが、ここに暮らす人は本当に穏やかで親しみやすい。

「そうなんですよね」と答えてくれた恵土さんは、11年前まで都内で修行を積んでいたらしい。

「葉山に移住してきて、『お金を儲けよう』って思いがなくなりました。東京にいた頃は、お店の経営や生活費にもお金がかかるし、周りもガツガツした空気があった。それが今では、『生活に困らなければいい』くらいのスタンスで(笑)。仕事の余暇を見つけては、マイボードを持ってサーフィンに繰り出す日々ですよ」

なんだか憧れる生活だな……。葉山を訪れた際には、地元のグルメに舌鼓を打って欲しい。そこではきっと、不思議と心穏やかになる「葉山マジック」にも触れられることだろう。

あぶずり食堂
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内35
電話番号:046–875–1969
営業:10:30〜14:30(月〜金)、8:30〜15:30(土日祝)
旭屋牛肉店
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内898
電話番号:046–875–0024
営業:9:30〜19:00
www.hayama-asahiya.com/
蕎麦恵土
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内870-7
電話番号:046–876–3625
営業:12:00〜15:00(昼)、18:00〜21:00(夜)
定休日:木曜日、第一・第三金曜日
http://soba-edo.com/

 

(取材・文=佐藤宇紘、撮影=森カズシゲ)

「OCEANS」編集部

メンズファッション&ライフスタイルの情報誌『OCEANS』は、 “37.5歳”をキーワードにした独自の切り口が支持を集め、2006年の創刊以来、多くの読者にご愛読いただいています。2017年1月にはデジタルメディアを大幅リニューアル。ファッションはもちろん、毎日の“オッサンライフ”をもっと楽しくするハウツー情報の配信だけでなく、「対話するWEBマガジン」をテーマに、スナップ、動画、イベントなども展開していきます。

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