当たり前だが、生理中の女性の血は青くない

タブーを破った英ボディーフォームの過激度

イギリスの生理用ナプキンメーカー、ボディーフォームによる業界初の赤色CM(画像:Bodyform/YouTubeより)
エロい? グロい? 生理用ナプキンに血のような赤い液体をたらすCMが業界初登場。

「生理のタブーをなくす」ことを目指して

当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら

生理の血は青くない。女性にとっては当たり前でも、これまで生理用品のCMを見てきた男性のなかには知らない人がいるかもしれない。そうしたCMでは昔から、生理用ナプキンのCMでは血を表すのになぜか摩訶不思議な青い液体を使ってきた。今までは。

イギリスの生理用品メーカー「ボディーフォーム」は、生理用ナプキンのCMで初めて赤色の液体を使用して話題になっている。20秒間の動画の説明はこうある。「当たり前だが、生理中の女性の血は青くない」。そしてナプキンに赤い液体を垂らす。コンビニで男性がさりげなくナプキンを購入したり、女性がコスプレパーティーでナプキンの形をしたドレスを着るシーンのほか、シャワーを浴びる女性の太ももをうっすらと血がつたう超リアルな場面もある。CMはこう結ぶ。「生理は当たり前」「生理を見せることも当たり前になるべきだ」。

Blood Normal

このCMはボディーフォームが「生理のタブーをなくす」ことを目指して展開する「ブラッド・ノーマル」キャンペーンの一環だ。発想の原点になったのは、イギリス、フランス、オランダ、スウェーデン、ロシア、メキシコ、アルゼンチン、南アフリカ、中国、マレーシアに居住する13~50歳の男女を対象に行ったインターネット調査。回答者の4分の3が、生理用品をもっとリアルに表現してほしいと回答したという。

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