子どもが間違った報道に踊らされないために

出す側の理屈と受け手の注意を絵本で学ぶ

「子供のうちに学ばないと遅い」メディアリテラシー

小学5年国語教科書『想像力のスイッチを入れよう』執筆をし、情報の受け取り方の教育にも力を入れている下村さん。

『情報に振り回されないための4つの呪文の言葉』として、情報の受け取り方が分かりやすく書かれた教科書を読んだ子どもたちからは、たくさんの反応が寄せられたと言います。

「『おもしろい』という反応が一番多かったんですよね。これ手応えあるなと思って。要するに、情報が一部分しか与えられなくても、それを4つの言葉でチェックしてみるとパーっと視野が広がる感じ。これがみんな面白かったみたいですね。結局メディアリテラシーって『情報っていうボールのキャッチボール』。キャッチボール上手くなったらおもしろいじゃないですか。だから考えてみると当然の反応だったんですけどね。」

WELQの一件でも記憶に新しい『フェイクニュース』、また、客観的な事実が重視されず感情的な訴えが政治的に影響を与える状況を表す『ポスト・トゥルース』という言葉がニュースでもよく聞かれるようになった昨今。情報に踊らされないよう、子どもの時に情報との付き合い方を学ぶ必要があると下村さんは言います。

次ページ子供のうちに学ばないと遅い
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 中学受験のリアル
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 令和の新教養
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
小野薬品vs.本庶京大教授<br>大型新薬めぐり深まる溝

本庶佑教授と小野薬品工業がタッグを組んで生み出したがん免疫治療薬「オプジーボ」。ところが、本庶氏が特許の正当な対価として150億円の支払いを求め、小野薬品工業を提訴する方針を固めた。両者の関係はなぜこじれてしまったのか。

  • 新刊
  • ランキング