子どもが間違った報道に踊らされないために 出す側の理屈と受け手の注意を絵本で学ぶ
元TBS報道キャスターの下村健一さんによる最新刊『窓を広げて考えよう 体験!メディアリテラシー』が2017年7月18日、発売となりました。下村さんは現在は、白鴎大客員教授として教鞭をとる他、小学5年の国語教科書に執筆するなど、子ども達のメディア教育にも力を入れています。これまで著書を5冊出版してきましたが、今回は初めて「絵本」という形で出版されました。
メディアリテラシーを学べる「しかけ絵本」
くり抜かれたページの穴から見える「メディアのつたえる部分的な情報」と、ページをめくって見た「実際の全体の情報」の印象の違いから、メディアリテラシーを学べる「しかけ絵本」になっています。
「絵本にしたおかげで、情報というのは一部分なんだということ。『インターネットで君が見つけたあるページはこの穴に過ぎないんだよ』ということをすごく直感的にわかってもらえるかなと思いますね。」著書の下村健一さんはこう話します。


















