日本人女性に足りないのは「自己肯定感」だ なぜ女性の管理職が少ないのか

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グローコムが全国1000人の会社員に対して実施した調査によれば、コミュニケーションが得意だといわれる女性が、多くの悩みを抱えていることが浮かび上がった。特に20代女性の約6割(59.2%)が「人前で話すことが苦手」と回答。「外国人とのコミュニケーションが苦手」(53.1%)、「自己アピールが下手」(50.8%)、「プレゼンが不得意」(48.5%)というように、どの世代よりも、際立ってコミュニケーションに自信がないことがわかった。年を経るにつれ、自信のなさは薄れていくが、男性と比べると、その「ギャップ」は如実だ。

若いほど「会話が苦手」と答える人の割合が高い

もう一つこの調査の興味深いのは、若いほど、「会話が苦手」と答える人の割合が高いことだ。男性30~50代の平均が3割程度だったのに対し、男性も女性も20代の4割程度が「苦手」だと回答。一方で、50代女性に至っては苦手だと答えたのはわずか14%にすぎず、女性は年を経るごとにコミュニケーションに自信をつけていく傾向があることがわかった。

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