気軽な海遊び「スタンドアップパドル」の魅力 「SUP」ならば初めてでもすぐに楽しめる

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SUPで楽しめることは、まさに“水上散歩”というべきものだとか。大ぶりなボードに立ち、パドルでゆったりと進んでいくのだ。ボードの上で読書をしたり、ヨガをしたり、釣りもできる。またタンデムで乗れるので、子どもやパートナーと楽しい時間を過ごすことができる。……つまり楽しみ方は自由自在というわけ。

「それに奥が深くて、上達すれば立ったまま漕いで波に乗れるSUPサーフィンも目指せますし、スピードを競うレースという道にも進めます。誰でも楽しめる遊びから専門的な競技まで、ひとつ大きな枠組のなかで自由にやれるところがいいんですよね」

自身で道具を揃える人も

そして「最近は自身で道具を揃える人も増えてきました」と平林さん。ロングボードよりも大きくて幅があるため海辺のショップに預けたり、自宅に保管したい人は空気を入れて膨らませるインフレータブルタイプを買うのだとか。

「日本では購入者の6割ほどが、インフレータブルタイプを購入しているようです。コンパクトに折りたためて専用バックパックに入れて背負えるので、山に持っていって湖などで楽しんだりできます」

キャンプの余興としても楽しめるなんて、結構意外では? ユル~い水上散歩は、親子のコミュニケーションにも活用できそうだ。本格的に見えて実は手軽なウォーターアクティビティ。夏らしい週末を過ごすには、ピッタリじゃない?

■教えてくれた人
平林 真さん
「葉山オーシャンスポーツ」代表。葉山のビーチに面した古民家クラブハウスで、スタンドアップパドルボードを気楽に身軽に楽しめる会員制クラブ。ボードのレンタルやマイボードの保管サービスも行う。
http://hayama-story.com
「OCEANS」編集部

メンズファッション&ライフスタイルの情報誌『OCEANS』は、 “37.5歳”をキーワードにした独自の切り口が支持を集め、2006年の創刊以来、多くの読者にご愛読いただいています。2017年1月にはデジタルメディアを大幅リニューアル。ファッションはもちろん、毎日の“オッサンライフ”をもっと楽しくするハウツー情報の配信だけでなく、「対話するWEBマガジン」をテーマに、スナップ、動画、イベントなども展開していきます。

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