気軽な海遊び「スタンドアップパドル」の魅力 「SUP」ならば初めてでもすぐに楽しめる
成熟した男性は、仕事人、家庭人、地域人といった3つの顔を持つという。しかし、自分なりの美意識を持った37.5歳からのオーシャンズ世代なら、ここに「趣味人」としての顔を付け加えたい。自分らしい趣味を持つことでハレとケを使い分ければ、仕事にも家庭にも、きっと良い影響を与えてくれるはず。オッサンだからと尻込みすることなかれ。人生をちょっと潤わせてくれる「新しいコト」に挑戦してみよう!
初めてでもすぐに楽しめる
近年、ビーチを賑わせている新たなマリンアクティビティがある。それがSUP(サップ)。Stand Up Paddleboardの略で、最近日本でも爆発的に人口が増えているのだとか。
「諸説あるんですが、そもそもSUPは1960年代にハワイで生まれたものだとされています。ビーチボーイの遊びがルーツだと言われていますね」
こう教えてくれたのは、「葉山オーシャンスポーツ」代表の平林真さん。実はマリンアクティビティの本場で生まれた、由緒正しいものなのだ。しかし“遊び”というだけあってか、実は極めて手軽なことも特徴。
「Tシャツで楽しむ方も多いですよ。風が弱く波が穏やかな日なら、慣れた人なら大抵落ちませんからね。ちょっと学んだだけで、誰もが楽しめるようになります。ウィンドサーフィンにしてもサーフィンにしても、最初はなかなか難しく、慣れて上達しないと楽しさがわかりにくいかもしれないけど、SUPは初めてでもすぐに楽しめます。女性や家族にかっこ悪いところを見せなくて済みますよ(笑)。当クラブでは、60代半ばの女性も楽しんでいます」
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