大事なのは、プラクティス
音で英語を学ぶ、これが大事だと思うんです。今日はこれを実践してもらいます。「中高6年間、机で勉強したけれども使えるようにならない」という悪循環から脱却して、本当に英語が使える、できるようになるにはどうすればいいか、身をもってわかるようになってもらいたいと思います。
楽器の演奏にたとえてみましょう。私が言いたいのは、楽譜の分析や暗記ばかりやっていていいのですか?ということです。ピアノのコンクールで勝ちたいんだったら、ピアノを「弾く」練習をしましょうよ!
まずみんなにやってもらいたいのは、大学入試やTEAP、TOEFL、TOEIC試験などとうまく付き合いながらも、英語力の根幹である「自動化された反射神経を身につける」ことです。試験の対策よりもこちらに、全力を傾けてください。
もちろん、今みなさんがやっている文法や単語・熟語などを参考書で勉強するのは間違ったことではありません。間違ってはいないけど、大事なものが抜けてるんです。それは何か?
それは、practiceです。では、具体的にどういうpracticeを毎日すればいいのか?
(さて、自動化のプロセスが重要だというお話は十分したと思いますが、毎日2、3時間、または少なくとも1時間具体的にどう実践していけばいいのでしょうか? 答えは漢字2文字ですよ。ひらがなだと4文字です。最後の字は「く」です。わかりましたか? だめ? 最初の文字は「お」です。最初の漢字は「音」です)
はい、そうです。答えは音読です。
I recommend that you devote at least fifty percent of your study time to “ondoku.”(少なくとも学習時間の50%は音読に充てることをオススメします)
50%以上を音読にしてください。机で勉強する習慣は持っていて構いませんが、半分以下の時間に抑えてください。楽譜が読めるになったら、弾けるように練習する。
もちろん、めちゃくちゃな発音で意味も考えずに音読するのは無意味です。僕がいう音読では、リピーティングやシャドウイング、オーバーラッピングなど、ネイティブスピーカーの音声を模範にした摸写練習を重要視します。
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