●ステップ6:生活表などに○□△×をつけて途中経過を「見える化」する
実行の段階においても、その途中経過を「見える化」していくことが大切です。そのためには、毎日どれくらい実行できたかを評価して、生活表やカレンダーに次のような記号をつけていくといいでしょう。
たとえば、
まあまあできた日は□
半分くらいの日は△
それ以下の日は×
事情によりできなかった日は斜め線
といった形です。
この評価の仕方には、「1、親が評価してつける」「2、親子で相談してつける」「3、子どもが自己評価してつける」の3つがあり、子どもの実態に合わせて選びます。しっかり自己管理できる子なら3で大丈夫ですが、その自己評価が正しいかの見届けは親がする必要があります。
計画どおりにいかないときは?
●ステップ7:△や×が続く場合は、親子で計画を見直す
初めにいろいろ考えて計画をつくり、さらに予備日をつくってあっても、いざ実行してみると計画どおりにいかないこともあります。つまり、△や×の日が続くような場合です。この場合は、そもそも無理な計画だったということなので、親子で計画を見直しましょう。親が毎日の見届けをしていれば、計画の見直しもすぐにできます。これをしないままでいると、子どもをしかる回数がどんどん増えます。
ということで、あらためて7ステップ方式をまとめると、次のようになります。
2、宿題の量を「数字化」する
3、それぞれの宿題について「始める日」と「締切日」を決める
4、宿題の計画を生活表などに落とし込む
5、実行の段階では親が「見届け」をする
6、生活表などに○□△×をつけて途中経過を「見える化」する
7、△や×が続く場合は、親子で計画を見直す
この順番で進めれば、子どもも楽しい夏休みを送れるようになり、みなさんもガミガミしかって嫌な気分になることもなくなります。ぜひ、やってみてください。
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