育休明けポストは自ら作れ!IT母の挑戦

育休明けの仕事は、上から与えられて当然?

「育休を取る前、SC時代に仕事で組んでいた営業マネジャーから、営業支援の仕事を手伝ってくれないかと声を掛けられました。育休後に作り上げたポジションでしたが、ちょうど部門内に育休復帰社員がいたので、彼女にバトンを渡し、私は新しいこの仕事に挑戦することにしました」

現在の仕事は、一言でいうなら「営業の母」だ。

「外から帰ってきた営業が、これ以上、怒られないように優しく支援する仕事です(笑)。具体的には、企画書を作るにはどうアレンジしたらいいか指導したり、大きな商談を進めている営業には、どうすれば、誰につなげば、米国本社の承認が取りやすいかを教えたり、法務や契約担当を紹介したり、その際の聞き方を教えたりしています」

営業、SC、コンサルタントと、外回りの職種はすべて経験し、ノウハウを知り尽くした富田さんの経験と知識が生かせる適職だ。

営業マンに向けて、新しい契約形態をセミナーで説明するときなどは、夜遅くまで働くこともあるが、今でも基本は夕方5時に帰り、週1回の在宅勤務を継続、「家庭重視」の姿勢を守っている。

子どもを孤独にはさせたくない

「旦那が家事育児をイーブンに近いくらい分担してくれるので、助かっています」。

かといって、夫を「イクメン」に養成したわけではないそうだ。

「私が頑張って家事をするタイプじゃないので、旦那は我慢できなくなってやるって感じ。こう見えて、私、すごくグータラなんですよ。最初にあきらめたのが、掃除。だいたい、つらそうにしているお母さんに限って、家がピッカピカなんですよね(笑)」

食事も、「娘は小学校で栄養満点な物を食べてくるから」、手の込んだものは作らないし、掃除や皿洗いなどはご主人がほとんどやってくれると言う。

ただ、富田さんがこだわるのが、子どもを孤独にさせないことだ。

「娘はもう小学生なので、本当は1人で登校できるのですが、『一緒に行こう』と言うので、毎日学校まで送っているんです。登校がてら、お友達に今日は学校で何をやるといった情報がもらえるのでいいのですが、楽ではないですよね(笑)」

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