30~40代港区「ホームパーティ男子」の憂鬱 「女性にモテた」かつての輝きは失いつつある
このように、女性から厳しい意見が増えつつある港区ホームパーティだが、今後も女性からの低評価路線を突き進むことになってしまうのか。実は、そうならないための方策が3点あると筆者は考えている。
低評価路線を突き進まないためのポイントとは?
そのポイントは、
・低層化
・少人数化
・目玉企画
の3つである。
残念ながらタワーマンションにはすでに女性から「ギラギラしている」「チャラい」などのネガティブなイメージが定着してしまった。となれば、あえてその逆の形式の建物に住めば、そのようなマイナスの印象を払拭することができる。それが「低層化」戦略である。
具体的には、10階建て未満の低層かつ高級感のあるマンションに住むことだ。そうすると自然と居住エリアは、高層マンションが立ち並ぶ賑々しいエリアから少し離れた閑静な住宅街の一角になるケースが多い。こうした居住エリアも落ち着いたポジティブな印象を女性に与えることができる大事な要素だ。
女性が持つ港区ホームパーティのイメージはとにかく大人数でザワザワとしていること。前出の幸恵さんも「大抵のホームパーティは男女合わせて20人以上いるカオスな状態。もうそれだけでチャラい」と不満を隠さない。
それであれば、参加人数を6~10人程度の必要最小限に絞って、顔見知り同士の落ち着いた雰囲気でホームパーティを催せばいいのだ。それは、大人数を連想するパーティというよりは、合コンに近いイメージだ。これが「少人数化」である。
そして何より女性はイベント好きだ。となれば、ホームパーティで供される食事も、いつもと違ったワンランク上のものを用意することを予め告知しておこう。たとえば、「下関産天然アンコウ鍋」や「名古屋コーチン鳥鍋」といった「目玉企画」を用意することによって、女性の参加意欲を高めることができる。
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