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キャリア・教育 #高城幸司の会社の歩き方

上司にモノ申せない職場を、変える方法 360度評価の「表の意義」「裏の価値」

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  • 高城 幸司 株式会社セレブレイン社長
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「君は入社年で3つ後輩だよね。じゃあ、議事録はお願い」

と、入社年次で定められたヒエラルキーで発言機会がない“下働き”が延々と続きます。

「先輩にもの申すことは生涯、無理でしょう。社歴のヒエラルキーは絶対ですから」

と若手社員のひとり(Gさん)が語ってくれました。そうとうストレスがたまっている様子です。人間関係がフラットな職場で勤務している人にしてみれば、異国の話のように聞こえるくらいに違いがある人間関係かもしれません。さぞかし苦労が多いことでしょう。ただ、Gさんは、

「言論統制が行われているのでは?と思えるくらいに厳しい会社もあります。それに比べてば、弊社はましかもしれません」

と言うのです。

Gさんの友人が勤務している会社では、直属の上司への絶対服従が求められる風土。上司に対してもの申すのは「直訴」(!)と呼ばれて、辞表を持参する覚悟がないとできないのだそうです。このように、立場が上になれば、「絶対君主」のように振る舞えてしまう職場。もし、君主である上司が不正を働いたら、身近にいる部下たちは目をそむけることしかできないでしょう。そんな「後手の対応」になる危険をはらんだ職場は、楔を打ち込んでおきたいもの。では、どんな楔がいいのでしょうか?

ちなみに、上に対して「もの申せない」職場で働く若手社員が将来偉くなったら、どうするのでしょうか? 取材してみると、出てくる声は「自分たちは違う」とのこと。イマドキの若手社員は競争が苦手で、上下関係を否定する傾向があります。ゆえに、もの申せない雰囲気を作り出す上司は「なってはいけない反面教師」にしか思えないようです。さらに言えば、

「後輩に過ちを指摘されたとき、聞く耳を持つ自信があります」

と断言する人も。確かにイマドキの若手社員たちの立場が上になる頃には、状況が変わるかもしれません。

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