5月中旬、三井金属はこの極薄銅箔の生産体制を見直し、大幅増強すると発表した。
現在、銅箔の主力工場である上尾工場は、月産150万平方メートル。フル生産状態が続いている。そこでマレーシア工場の生産量を2018年1月までにほぼ倍増の月産120万平方メートル、さらに7月までに月産180万平方メートルに引き上げ、合計で月産330万平方メートルとする計画だ。
今年度は平均で月産173万平方メートルを見込んでいるが、すでに数社に対してHDI向けにサンプル出荷を終え、本格販売に向けて増産体制を整えている。
生産量の単位は「平方メートル」
ここで注目したいのは、生産量の単位が重さを表すトンではなく、面積の平方メートルであること。薄さが重要な製品ならではの単位だ。幅1.3メートルで、長さ1万メートルまで連続して生産可能。これをロールにするのが一般的な出荷形態だが、顧客の要望でシート状で出荷するケースもあるという。
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