44歳独身女性の咲子さんはマンションを買うべき?
今回の相談は、古くて新しい、独身女性とマンションの話です。会社員で美人の高下咲子さん(44歳・仮名)は、現在、東京都港区在住。月13万円の1LDKのマンションに住んでいます。年収は860万円。2年前から筆者主宰の「Cリーグ」(「C」は貯蓄のC)に通ってくれるようになり、嬉しいことに「貯蓄の習慣」がかなり身に付いてきたそうです。現在の貯蓄額は約2000万円。そんな彼女から、「マンションを買おうと思うのですが、相談にのってもらえますか?」と連絡がありました。
ご存じのとおり、マンションの価格はかなり上がりました。それでも住宅ローン金利は歴史的に低いままですし、もしかしたら一生独身かもしれないという思いもあり、咲子さんは購入を真剣に考えています。
咲子:歳をとると、家も借りにくいっていうし、住むところがあるってやっぱり安心かなと思うのです。持ち家のほうが、老後の生活費も抑えられますよね? でも、一方で、先に購入した友人達のように、30年ローンを組むことに迷いもあって。潮目の変わることも多い業界で、本当に65歳まで勤め上げることができるのか、自信がないのです。いくらくらいのマンションなら買っても大丈夫なのでしょうか。そして、結局のところ、賃貸と購入、どちらがいいのでしょう?
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