運転がうまくなりたいならこの「基本」を知れ ベンツのドライビング教室で学んだコツ5選
続いて先導車付きのサーキット走行を経験してから、AMGレーシングタクシーへとプログラムは進む。レーシングタクシーとは、インストラクターがドライブするMercedes-AMG車両に同乗することだ。
これはエキサイティングだった。「クルマってこんな動きをするのか」「上達すれば、ここまで自在に操れるのか」ということが、強烈なGとともに伝わってくる。
愛車のポテンシャルを知ることも紳士の心得
心得その3は、「一度は達人の助手席を体験すべし」である。
運転レッスンの合間には、メルセデス・ベンツの新型Eクラスを用いて、最新の安全運転支援システムを体験した。最初はアクティブブレーキアシスト。これは、レーダーセンサーや2つのカメラが前方の障害物を認識すると、ディスプレイと音で注意を促す。衝突の危険があると判断した場合には自動緊急ブレーキが作動し、さらにシートベルトの締め付けを行い衝突に備える。
次がパーキングパイロット。超音波センサーが駐車スペースを自動で検出、クルマ自身が自動でステアリングや速度をコントロールして、縦列駐車を行う。どちらも、自動車技術はここまで来たか、と感心するほかない。
心得その4は、「最新のテクノロジーをキャッチアップすべし」だ。
全メニュー終了後のアフターブリーフィングでは、「メルセデスは安全というイメージがあると思いますが、スポーティに走ることがおわかりいただけたと思います」という河口さんの言葉に、参加者の多くが深くうなずく。
最新のSUVであるメルセデス・ベンツGLCで参加していた男性は、「車高が高いのでどうかなと思っていましたが、自分のGLCがこんなに安定してサーキットを走れるのは意外でした」と驚いていた。
運転技量の向上もさることながら、普段接する愛車のポテンシャルを知ることも紳士の心得だと感じた。
心得その5は、「愛車の潜在能力を知るべし」である。
ただし、潜在能力を知るにはそれなりの場所が必要だ。メルセデス・ベンツのオーナーの方は、ぜひ一度、参加なさることをお薦めしたい。
開催・募集情報はメールマガジンやメルセデス・ベンツ日本のホームページで告知される。
http://www.mercedes-benz.co.jp
(文:サトータケシ、写真:村上悦子)
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