堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」

「1つの仕事をコツコツと」では負け組になる

成長が速かったり、絶えず新しいことを仕掛けている人は、みな「飽きっぽい」。短期間に1つのジャンルにメチャクチャにハマっていたかと思ったら、次に会ったときには全然違うことをやっている。

スティーブ・ジョブズは「点と点をつなげていくと、いつの間にか線ができる」と言ったが、あちこちハマっていくうちに、網の目のように散らばった点と点が思わぬところでつながるのだ。

1度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつももっている人が強い。

「石の上にも三年」はもうやめよう

時代は大きく変わろうというのに、日本人は「石の上にも三年」に代表されるような「1つのことをコツコツとやる」という価値観からまだ脱せられていない。

『多動力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

最近は少しマシになったが、10年前は転職すらも、ネガティブに捉えられていたくらいだ。節操もなく動く人はこの国では尊敬されない。

メジャーリーガーのイチロー選手やサッカーの三浦知良選手のように、日本では1つのことを続けることが美学とされる。一方で、ACミランの本田圭佑選手のように、サッカー選手でありながら、経営をやったり、教育事業を手掛けたりすると、「本業をおろそかにしている」とたちまち批判されてしまう。

別に僕はイチロー選手やカズさんのような生き方を否定する気はない。しかし、繰り返すが、もはや産業ごとの壁がすべて崩壊していくのだ。

そんな時代に、イチロー選手やカズさんのような才能をもたない人が、1つの仕事にとらわれてしまっていては、価値あるものは生み出せなくなっていくだろう。

この『多動力』は渾身の力で書いた。「多動力」を身に付ければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。あなたの人生を大きく変えることができれば、これに勝る喜びはない。

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