あなたは65歳までにいくら貯めればいいのか 貯金すべき額が今わかれば、老後も安心!

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では、あなたも、自分のイメージする老後に備えるには、毎年いくら貯蓄をしなければならないのか、計算してみましょう。

下の6つの空欄を数字で埋めていただければOKです。他サイトでは計算が出来ませんので、お手数ですが東洋経済オンラインの本サイト(http://toyokeizai.net/articles/-/173099?page=2)にアクセス、入力してください。

今後の手取り年収 万円(額面ではなく、手取り年収を入れてください)
老後(65歳以降)、現役時代の生活水準の「何割」で生活したいか 割(会社員なら7割が標準です)
年金額(年額) 万円(会社員の場合は、今後の手取り年収の3割を、企業年金のある人は4割、自営業者は、基礎年金額を入れてください)
現在資産額(金融資産など) 万円(貯金、個人年金保険、個人向け国債、株式は時価で。確定拠出年金、一時退職金もここに。不動産を入れる場合は、現金化できる金額で。マイナスの場合は-200などと入れてください)
老後年数 年(リタイア後に続く老後の想定年数です。95歳まで生きることを想定します。65歳でリタイアするなら30年です。20歳代の人は、100歳までを想定してください)
現役年数 年(現役で働くつもりの残り年数。45歳の人が65歳まで働くなら、20年になります)
これでOK!さあ、下のボタンをクリックしてください!

老後に備えて貯めるべきおカネ(年額)は 円です!
現役時代の必要貯蓄率(毎年の手取りに対する割合)は %です!
現役時に使える生活費(年額)は 円になります!
老後の生活費(年額)は 円です!
*必要貯蓄率は小数点第2位を四捨五入しています
*入力データ、算出されたデータは収集されません

 

いかがでしたか。平均的な会社員の場合、年間の貯蓄率は20%前後の数字になる方が多いようですが、実際に、手取り年収の20%を超える額を貯蓄していくのは大変なことです。

『人生にお金はいくら必要か』。「計算式の基本的な使い方や活用法」を解説した完全ガイドブック。好評発売中です(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

上記の式は、きわめてシンプルな例でシミュレーションしたものですが、現実の生活ではさまざまなおカネの出入りが起こります。

この式は、住宅ローンや子どもの教育費など金額の大きな支出、あるいは確実に退職金が得られる、親の遺産が入るといった将来の見通しを反映させることもできます。また、この式を活用して、毎月の貯蓄額を下げるために現役年数を延ばそう、あるいは老後の生活水準を下げようなど、人生設計の見直しを考えるきっかけにすることもできます。

必要貯蓄率がわかったら、次のステップである「実際に貯める行動」「運用」に進みましょう。この2つの行動が大切です。最初の計算も含め、「3つのステップ」を実行するだけで、あなたの老後不安はスッキリ解消できます。

より詳しく知りたい方は、著者の最新刊『人生にお金はいくら必要か』をお読みください。計算式の基本的な使い方、さまざまなケースを想定した式の活用・応用の仕方はもちろん、おカネに関する基本常識に至るまでやさしく解説しています。ぜひあなたの「貯める」プロジェクトをスタートしてください!

岩城 みずほ ファイナンシャルプランナー・CFPⓇ

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いわき・みずほ / Mizuho Iwaki

特定非営利活動法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、お客様の利益を最大限に、中立的な立場でのコンサルティングほか、講演、執筆を行っている。
慶応義塾大学卒。NHK松山放送局を経て、フリーアナウンサーとして14年間活動後、会社員を経てFPとして独立。著書に増補改訂版『人生にお金はいくら必要か』(山崎元氏と共著・東洋経済新報社)、『やってはいけない!老後の資産運用』(ビジネス社)、『「保険でお金を増やす」はリスクがいっぱい』(日本経済新聞出版社)、『結局、老後2000万円問題ってどうなったんですか?』(サンマーク出版)ほか多数。HP

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