「糖質制限は痩せすぎる」にはこう対処せよ!

第一人者が伝授「正しい糖質制限ダイエット」

糖質制限食で、なかにはやせすぎてしまう人も…(写真:xiangtao / PIXTA)
著しいダイエット効果がある糖質制限を、夏に向け始めたいという方も多いことだろう。
だが、糖質制限食を日本で初めて紹介した江部康二医師によると、糖質制限を行うにあたっては「落とし穴」があるので注意が必要であるという。「正しい知識」が欠如したまま自己流で実践すると、前々回(「糖質制限で痩せない!」にはこう対処せよ)解説したように、期待したダイエット効果が得られないこともあるというのだ。また逆に、多くの人にとってはぜいたくな悩みかもしれないが、糖質制限で「やせすぎて困る」という人もいるという。
このたび『江部康二の糖質制限革命』を上梓した江部医師に、糖質制限ダイエットによる「やせすぎ」への対処法を語っていただいた。

「やせすぎて困る」はエネルギー不足

『江部康二の糖質制限革命』著者の江部康二氏が、5月21日(日)朝6:40からNHKマイあさラジオ「著者からの手紙」に出演予定(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

前々回ご紹介した「やせられない」という方とは逆に、糖質制限食を実践して「やせすぎて困る」という方も、まれにですがいらっしゃいます。

これからダイエットしたいという方にとっては、うらやましい悩みかもしれませんが、読者からの質問でも時折見受けられます。比較的、高齢の女性に多いようです。

この「やせすぎる」の原因は、第1回(糖質制限ダイエットの恐ろしい「落とし穴」)でもふれたように、多くはエネルギー不足によるものです。

糖質制限食には血糖コントロールを改善する効果とともに体重減少効果がありますが、摂取エネルギーが十分ならば過度に減少することはありません。その個人における適正な体重で落ち着きます。

ただ、なかには少食タイプの人もいて、結果として低エネルギーになり、やせすぎることもあるのです。年齢の高い女性にこうした方が多いのは、食が細くなっているためでしょう。

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