現役女医が伝授!女医をメロメロにする3カ条 サラリーマンよ、こうすれば女医と付き合える!

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

症例3. Z男 46歳、大手電機メーカー勤務。赤字事業部の統廃合の結果、再就職支援プログラムの対象となり、半年前に現在の部署に異動になりました。この年齢での就職活動は厳しく、来週には人事部との3度目の面談があります。現在の部署に移動して間もなく妻は子供たちを連れて実家に帰り、その後、弁護士経由で「離婚したい、財産半分よこせ」との書類を送ってきました。夜は眠れず、体重は減り、しょっちゅう耳鳴りがし、人事部員の顔を思い出すだけで息苦しくなります。いっそ、この半年間のことを遺書にしたためて、電車に飛び込んでしまおうかと……。

可能な限りのトライアルを!

「妻からの離婚要求」とは、この場合「苦労せずに独身に戻れる、ラッキー!」と解釈すべきある。電車に飛び込むのはいつでもできるので、それだけの度胸があるならば、その前に、その数分の一の勇気を振り絞って婚活してみてもソンはない。「勤めている会社がイヤで、婚活に励んで人生の新たなステージに進む」のは、昔から女性がよくやる行動であるが、男性だって試す権利はある。「大手電機メーカー正社員」の肩書が有効なうちに、速やかにネット婚活クラブに加入しよう。

なお、本症例は緊急性が高いので、女医のみならず看護師・薬剤師などの医療系専門職全般をターゲットして、可能なかぎり数多くのトライアルをお勧めする。

「46歳男性、大手電機サラリーマン、バツイチ、前妻の元に子供2人。残りの人生を寄り添って歩める、同世代の穏やかな女性を探しています。職業を持ち自立した女性にあこがれています」といった広告を載せ、目に留まった女医(だけでなく歯科医師・看護師・薬剤師も)に「ちょっと微妙かも」レベルの女性も含めて、「あきらかにアウト!」でなければメッセージを送ってみよう。

また、再就職支援プログラムのおかげで、病院を受診する症状には事欠かないようだし、いろんな病院の女医を受診して「名刺つきの土産」を配ってみよう。まあ1~2割からは、何らかのリターンがあると思う。

無事にデートにこぎ着ければ、普段はもっぱら聞き役に回り、仕事の内容を聞かれたら「人事関係」などと流しておこう。もっと親密な関係になり、仕事について聞かれたら、ちょっとつらそうに「要はリストラ係」「毎月ノルマがあって、果たせないと自分もリストラ対象になる」「仕事のストレスで前妻につらく当たってしまった、すまないことをした(バツイチの婚活は、相手を罵るより自分が反省してみせたほうが好感度大)」などと重く答え、「医療の仕事はすばらしいね、人を笑顔にできるっていいなあ」と言って話題を変えよう。人事部との面談で言われたことを思い出して涙の一筋でも流せば、話に説得力も生まれるであろう。

結婚の話題が出る頃になれば、「他人に恨まれてばかりの今の仕事がつらい。給料が下がっても他人に喜ばれる仕事がしたい……」「もし子供ができたら僕が育てるから、キミはそのすばらしい仕事を続けてほしい」「キミが開業するなら、ボクは応援するよ」などなど、寿退職(あるいは寿転職)に向けて布石を打とう(中高年サラリーマンの転職が厳しいのは「妻子を養えるレベルの収入」を要求するからであり「とりあえず自分だけは養える収入」でよいならば選択肢は多い)。

ポイントは「リストラされそうになって、養ってもらえる女性を探していた」ではなく「キミとの出会いに運命を感じて、正社員の職を辞した」というストーリーを作ることである。結婚して3年も経てば、それはどうでもいいこととなる。

筒井 冨美 ノマドドクター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

つつい ふみ

地方の一般的家庭に育ち、小中高大とも国公立卒。米国留学、大学講師を経てフリーランス麻酔科医。医学博士。日米の心臓麻酔専門医。テレビ朝日ドラマ「ドクターX」取材協力

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事