症例2.Y男 35歳、メガバンク勤務。最近、胃腸の調子が悪く、近所の内科を受診しているうちに、担当の女医に久々のトキメキを感じています。なんとかお近づきになりたいのですが。
お土産ブーメラン作戦が有効だ!
ターゲット女医が存在する場合は、「お土産ブーメラン」作戦をおすすめしたい。帰省や地方出張の際に2000~3000円程度のお土産を買い「C子先生、いつもお世話になっています。」と書いた名刺(メルアド付き)を挟んでおく。脈があれば「お礼のメール」が来るであろう。
また、1回のトライアルのみではC子先生がピンとこない可能性もあるので、そういう場合には、「お土産:大→中→小」作戦をおすすめする。具体的には「沖縄のちんすこう→有名ブランドのチョコレート→香水」のように、お土産の内容を「ありふれた箱菓子→ロマンティックで特別感のある物→恋人に贈るようなプレゼント」にグレードアップさせるのである(男→女への贈り物は、たいていの場合、小さいほど高価かつ効果的)。添付する名刺も「会社の名刺→プライベートメルアドを書き添える→今度お茶でも、と手書きメモ」など、グレードアップさせるのがよい。
あるいは、「実家から大量のトウモロコシが送られてきて~」と生鮮食料品のおすそ分け作戦もアリである。「”いい相手をみつけて食え!”ってオフクロは簡単に言うけど、ひとりじゃ食えねえ~って!」とブツブツ言って、さりげなく「独身・フリー・婚活中」をアピールすることが可能である。「同じ食べ物を分け合う」という行為は、2人の距離を近づけるのに有用であろう。実家や親戚が農業でなくても、ゆうパックやら楽天などを利用して故郷の果物などを取り寄せて「中学時代の友人がぁ~」とブツブツ言いながら渡せばよい。
「お土産:大→中→小」でも期待したような反応がない場合には、さらに「押してもだめなら退いてみる」作戦を追加したい。(病気の治療に支障がなければだが)予約した外来受診を1~2度すっぽかしてみよう。C子先生があなたのことを多少は意識していたならば、「このまま会えなくなったら……。実は、運命の出会いだったのかも……」と思い直して、メールの1通ぐらいはもらえる可能性がある。
あるいは「お土産:大→中→小」+「受診1~2度すっぽかし」を1コース終了しても著変がみられない場合には、さっぱりあきらめてほかをあたることをお勧めする。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら