鉄道各社の「新型車両」投入で変わる通勤風景 首都圏の私鉄を中心に「デビュー」相次ぐ

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常総線は、通勤・通学客が多い取手駅〜水海道駅間と、それより以北の水海道駅〜下館駅間では路線の趣が大きく異なる。水海道駅までは2両編成で、水海道駅以北は1両での運行が多い。単行また増結して走ることが容易なキハ5100形導入後の3月4日からは、取手駅〜下館駅間の直通運転列車も増便された。

小田急のロマンスカーは、より快適に進化

小田急電鉄30000形EXEα/3月1日デビュー

30000形EXEをリニューアルさせた30000形EXEα。外観は明るいシルバー塗装に変更された

ロマンスカーといえば小田急電鉄の観光向け特急の代名詞。なかでも、1996年に登場した30000形は“EXE(エクセ)”の名で親しまれてきた。連結・切り離しがしやすい構造で、ビジネス特急としても活用されている。そして、このEXEにプラスアルファの要素を加え登場したのが「30000形EXEα」だ。

外観は上部がムーンライトシルバー、下部がディープグレイメタリックで、より華やかなカラーとなった。座席もブルーとベージュの2色シートに変更。壁や床、天井部に落ち着いた茶系の内装を施した。そのほかにも、大きなスーツケースを置くことができるラゲージスペースや、多目的トイレ、温水機能付き便座などを備えるなど、より快適な造りとなっている。EXEは今後、徐々に新型のEXEαへとリニューアルされていく予定だ。

千葉ニュータウン鉄道9800形/3月21日デビュー

元京成電鉄の3700形が千葉ニュータウン鉄道の“新車”9800形に生まれ変わった

千葉ニュータウン鉄道を知っている人はかなりの“鉄道通”といって良いだろう。北総鉄道(成田スカイアクセス線)と呼ばれる路線のうち、小室駅〜印旛日本医大駅の区間を千葉ニュータウン鉄道が所有している。表面にはあまりその名前が出ることのない鉄道会社だが、独自の車両を保有して走らせてもいる。

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