「会社から支給された仕事用の携帯を、いきなりなくした」(IT・24歳)という人もいた。仕事用の携帯電話、パソコンなどをなくしてしまうと、会社の費用のムダになるばかりか、悪用されるリスクもある。社外秘の情報を抜き取られたら、大変な損失だ。取り扱いはくれぐれもご注意を。とくに、アフター5の飲みなどは要注意。持っていくことを禁止している会社もある。万が一紛失したら、速やかに会社に報告した方がいい。
欠勤の際は、メールだけではなく電話も入れよう
慣れない環境で疲れがたまれば、カゼをひくこともある。「社会人たるもの、少々の風邪ぐらいで休んではいけない」という人もいるかもしれないが、同じ職場の人たちに感染しそうな時には、出勤を自粛すべきだ。
ただ、問題なのは、欠勤の連絡仕方。関下さんは、こんな新入社員にあ然としたことがあるという。「風邪で欠勤の電話連絡がお母さんからかかってきたんです。緊急事態で自分で電話ができない場合を除き、本人が電話してくるのが、自立した大人の取るべき行動です」。
ここまでいかなくても、体調を崩した時の欠勤連絡は、メールだけでなく、上司に1本電話を入れるようにしたい。メールだけだと「ウソでは?」と疑われることがあるし、失礼だと考える上司もいるからだ。
「会社の同期会で飲みすぎて、二日酔いで翌朝出社できない」という時は、話すとバレるので、メールだけにしておきたいところだが、ちゃんと電話しよう。「二日酔いの時、『風邪をひいた』などとウソでごまかす人がいますが、バレたら大目玉です。そもそも、翌日会社があるのに飲みすぎるのはダメですが、正直に言ったほうがまだマシです。組織の一員としての自覚を持った言動をして欲しいですね」(関下さん)。
以上、「こんなこと、やるわけないよ!」という人も多いと思うが、一応、頭に入れておいてほしい。
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