3年迷って、39歳で結婚した男性の「決め手」

その人と結婚して人生は面白みを増すか

3年付き合ってからの結婚。決め手は何だったのでしょうか(イラスト:堀江篤史)

名古屋駅の上にあるマリオットアソシアホテル内の和食店に来ている。ランチをしながらのインタビューに応じてくれるのはフリーカメラマンの島崎秀雄さん(仮名、39歳)。歌舞伎役者のような雰囲気を漂わせる色白のイケメンだ。

3年間でどんな心境の変化があったのか

この連載の一覧はこちら

秀雄さんが結婚したのは昨年の夏。春先に、3年間交際した2歳下の凛子さん(仮名)へプロポーズをしたのだ。「付き合った記念日」のことだった。

「妻は、僕には結婚する気がないのだと思っていたようです。驚いていました。5月に婚約してからは早かったですよ。6月に入籍して、7月に家族の食事会をして、9月に結婚式を挙げました」

あまり表情を変えずに説明してくれる秀雄さん。凜子さんと付き合い始めたときの年齢は35歳。最初は結婚するつもりがなかったのだろうか。3年間でどんな心境の変化があり、プロポーズの決め手は何だったのか。まずは凜子さんとの出会いから聞きたい。

「20歳のときに3週間ほど、ボランティア旅行で東南アジアに行きました。現地の小学校建設を手伝うのが目的です。行きの飛行機で隣合わせになったのが、看護学校の学生だった妻でした。6時間も一緒にいたら、いろんな話ができますよね。愛嬌があるし、しゃべっていて楽しいタイプだなとは思いました」

ほぼ20年前に2人は仲良くなっていたのだ。そのボランティア旅行は海外の不便な場所で3週間も共同生活をするため、若い人同士はカップルになり、帰国後に結婚するケースも少なくない。しかし、当時は秀雄さんにも凜子さんにも別に恋人がいて、友だち以上の関係に発展することはなかった。帰国してからも「旅行仲間の結婚式で顔を合わせる程度」の関係だった。

次ページ付き合うときはいつも結婚することを考える
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • コロナ戦争を読み解く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 西村直人の乗り物見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大学 シン・序列<br>コロナ後に変わる名門校の条件

コロナショックを受けて、大学をめぐる環境は急変。授業のオンライン化、学生の経済的困窮など、解決するべき課題は山積しています。大学はどのように変わるのか。50ページにわたる特集で最高学府の近未来を探りました。