・自己分析も必要だが、それ以前に学生生活を学業等、しっかりやること。(従業員規模1001人以上、商社・流通)
・学生生活をエンジョイすればよい。(同301~1000人、商社・流通)
・学業に専念。学生生活を楽しむ事。(同300人以下、メーカー)
・学業でもアルバイトでもなんでもよいので、思いっきりやったことを作っておくこと。(同300人以下、メーカー)
・海外旅行など、人生経験を豊富にしておくこと。(同300人以下、メーカー)
・学生生活を悔いがないように過ごすこと。(同300人以下、商社・流通)
・就職を意識した「体験」をする必要はないと考えます。それよりも学生のうちにしかできない、自分がやりたいことを「やりきった」と思えるまでやることで、人生経験を豊かにして頂くことが大切だと考えます。(同300人以下、運輸・不動産・エネルギー)
字を書く機会を増やしておく
マナーやビジネスの基本動作に関するコメントもある。言葉遣いに関しては、多くのキャリアセンターで指導講座などを開講しているので、可能な限り受講しておくべきだろう。大人の会話は敬語がベース。ですます会話に慣れておく必要がある。模擬面接で会話のキャッチボールを学んでおきたい。また「手で文字を書く」ことも推奨されている。ボールペン字講座を受講する時間はないかもしれないが、手書き文字には慣れておいた方がいい。
・一般的に想定される質問に対して、内容を考えておくこと。基本動作(遅刻しない、無断欠席しない等)をしっかりとできるようにすること。(従業員規模300人以下、メーカー)
・社会人との会話におけるマナー、言葉遣いを勉強しておくべき(対面時、来社時の挨拶等)。(同300人以下、メーカー)
・自己表現力の向上、緊張して面接でドギマギしない練習。(同300人以下、情報・通信)
・ボールペン字講座。(同300人以下、商社・流通)
・パソコンの習得、スマホではなく新聞や本を読んで、さらに手で書くことを行うことで、「字」に触れておくこと。(同300人以下、商社・流通)
全体を通して感じるのは、小規模企業のアドバイスが親切、かつ詳細であることだ。規模の大きい企業のアドバイスは、どちらかといえば建前的なものが多い。以下の2社は卒業するための単位取得と就活資金に言及している。どちらも学生に対する視線が優しく感じられた。
・単位。就活を自分が納得できるまでやっても、卒業に支障が出ないくらいの単位の取得。貯金。就職活動はお金がかかりますから、活動費をあらかじめ貯金しておくことは重要です(特に地方の学生さんや、都内でも一人暮らしをしている学生さん)。(従業員規模300名以下、運輸・不動産・エネルギー)
・アルバイトで就活資金をためる。先輩から就活情報を収集する。きちんと勉強して単位を落とさない。同年代ではない大人と話す訓練を積む。(同300人以下、マスコミ・コンサル)
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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda
編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。
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