松山英樹プロの快進撃を支える努力とは何か

世界最高峰の戦いの中で自分を変えてきた

12月に開催されたタイガー・ウッズ主催の大会でも、松山英樹は優勝。世界からの注目をいっそう高めた(写真:AP/アフロ)

今年10月からの2か月間で5戦4勝を挙げ、世界ランキング6位まで浮上した松山英樹。その強さは、今、圧倒的だ。

「なぜ、松山はこんなにも強くなったのか?」

そんな疑問を持っている人は多いと思うが、「こうだから」という誰もを納得させる明確な答えを見つけることはなかなかできない。

鍛え上げられ、変貌した松山の肉体

しかし、以前と比べて松山の「何がどう変わったのか?」という問いに対しては、彼の世界への挑戦を間近で眺め続けてきた私なりの立場で「こう変わった」と答えることができる。

プロ転向した2013年当時と比べれば、その肉体は格段に太く強く大きくなった。とりわけ、太ももは目を見張るほどの太さで、見違えるようだ。この脚なら、スイングを支えるべき下半身の安定性は、そりゃあ高まるわけだと納得がいく。

鍛え上げられた肉体が生み出すパワーも、もちろん向上した。ドライバーの平均飛距離(米ツアー統計)だけを見ても、2013年の287.8ヤードから2016年は294.5ヤードへ。6.7ヤードの伸びは「超」がつくほどのビッグな変化だ。

アマチュア時代、日本時代と比べれば、米ツアーで戦うようになってからの松山は、自分のゴルフの根幹をなすものへの考え方も変わった。いや、米ツアーという戦場では、変えざるを得なかったと言ったほうが正確なのだろう。

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