30~40代男が「本当に結婚できる」5つの場所 結婚に加え、人生を充実させる「スロー婚活」

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5.食事やお茶の機会、季節ごとのイベントがある

何がテーマの場でも、食事やお茶の機会がなければ、プライベートに関する会話になりにくく、なかなか距離は縮まりません。また、お花見、暑気払い、バーベキュー、忘年会などのイベントは、恋に発展する大きなきっかけとなるものです。

この5つを満たしている出会いの場であれば、単なる恋愛ではなく結婚につながる可能性は飛躍的に上がります。当然ながらコミュニケーションの工夫は必要ですが、社会人経験豊富な30~40代男性であれば、それほど難しいことではありません。要は「そういう場へ行くか、行かないか」という問題なのです。

早期結婚ならスローとファストの併用

今回紹介した婚活は、「それなりに時間をかけて相手と会話し、少しずつ関係性を築き上げる」、言わば“スロー婚活”。婚活パーティーや婚活サイトのような「短時間で結婚相手を探す」“ファスト婚活”との違いは一目瞭然です。

成功率の低いファスト婚活ばかりしていると、失敗の数が増えて落ち込んでしまうだけ。その場のテーマや友人作りも楽しみながらスロー婚活することで、「結婚相手が見つかったときには、新たな友人、生きがいも手に入れて、人生そのものが充実する」ことができるのです。

ただし、「その場のテーマや友人作りしか楽しめず、恋や結婚につながる可能性がほとんどない」と感じたときは、「スパッと切り替えて別の場所に行く」という潔さも必要。婚活、その場のテーマ、友人作りの3つをバランスよく進められる場を複数持つことが結婚の可能性を高めてくれるのです。

同様に、もし友人の紹介や合コンで出会ったとしても、すぐに白黒をつけ合うファスト婚活ではなく、一歩ずつ距離を縮めるスロー婚活に持ち込むことが大切。あなたは、「たった一回のデートで、相手女性への連絡をやめた」。あるいは「二度と会ってもらえなくなった」という経験はないでしょうか。

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しかし、メールやLINEなどの「暗に返信を強要するような逃げ場のないやり取り」だけではなく、SNSの「いつ反応してもいいゆとりのあるコミュニケーション」を採り入れることで、急いで白黒をつけ合う必要がなくなります。特に、結婚を考えている女性の場合、「パッと火がついて恋に落ちる」ことは少ないので、「それなりの時間と手間をかけよう」というスタンスのほうが喜ばれるでしょう。

30~40代の独身男性が、「2~3年での結婚を目指す」なら複数のスロー婚活を、「1年以内の結婚を目指す」ならファスト婚活とスロー婚活を併用することで、望む結果を手に入れやすくなります。年末年始の休みを利用して、自分の本音と向き合いながら考えてみてはいかがでしょうか。

木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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きむら たかし / Takashi Kimura

テレビ、ドラマ、タレントを専門テーマに、メディア出演やコラム執筆を重ねるほか、取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーとしても活動。さらに、独自のコミュニケーション理論をベースにした人間関係コンサルタントとして、1万人超の対人相談に乗っている。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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