30~40代男が「本当に結婚できる」5つの場所 結婚に加え、人生を充実させる「スロー婚活」
ネットが発達した現在では、このような場を探すのも、参加してみるのも、その後のやり取りで距離を縮めるのも、それほど難しいことではありません。
次に、出会いの場をもう少し具体的に掘り下げてみましょう。
「結婚は3番目の目的」が好印象
私がコンサルタントとして婚活中の相談者さんたちに勧めているのは、「恋愛・結婚以外の目的があって、多くの男女が集まる」場所。具体的には、①趣味のグループ(アウトドア、スポーツ、カルチャー、エンタメ、飲食など)②習い事やセミナー(小・中規模教室、短・中期集中講座など)③地元や勤務地のショップ(飲食店、趣味の専門店、美容院など)を経由した出会い④地域の団体やイベント(役所、商店街、祭りなど)⑤社会団体(ボランティア、NPOなど)が該当します。
これらの場は、「男女の出会いを求める多くの人が集まっている」「結婚だけが目的でないため身構えずに済む」「メインの目的があるため会話が弾みやすい」「活動後に食事やお茶を楽しんで打ち解けられる」「定期的にメンバーが集まるため、人柄や魅力を理解し合いやすい」などメリットは目白押し。女性はこれらを「自然な形で出会った」と考えるため、学校や職場での出会いと同じように、交際や結婚につながりやすいのです。
ポイントは、それぞれの場に「メインの目的があり、さらに、友人作りという2番目の目的や、異性との出会いという3番目の目的もある」こと。そもそも30~40代の独身男性が「僕、結婚したいんです」とシリアスに接すると引かれてしまうだけに、「3番目の目的だったのに、結果的に結婚できた」というくらい軽やかなほうが好印象で、成果を得られるものです。
場所によっては、普段会話すらできない美人や若い女性と知り合うことができますし、婚活パーティーや婚活サイトのように短時間勝負でない分、それなりにチャンスはあるでしょう。
前述した渉さんは、「44歳になって、ようやく『結婚したほうがいいかな』という気持ちが強くなってきました。今の彼女とは交際4カ月ですが、『ずっと一緒に居続けるためにはプロポーズしたほうがいいかな』と思っています」とマジメな顔で話していました。
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