会社員ものめり込むラップブーム再来の実状 人気のプロ2人が内側を語り尽くす

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――これから「ラップに挑戦してみたい!」と興味を持っている人は、まず何から始めてみればいいでしょうか?

ACE:都内に住んでいる人は僕が主催している「渋谷サイファー」に来てください。ツイッターで毎回告知していますし、子供から大人まで参加できるんで。

晋平太:都内に住んでいない人もTwitterで「駅名+サイファー」で検索すれば、そんなに大きくない駅でもラップをやっている仲間を見つけられると思う。もちろん自分がサイファーの主催者になってもいいし。

あとは「人間像」から入るのもアリかな。ラッパーって変わった人が多いからね(笑)。俺が初めてテレビで見たラッパーはZeebraさんだったけど、番組上でいきなり「イエーイ! 俺は鼻息荒いシマウマ!」とか言いだしてさ。直後に、めちゃくちゃ格好いいラップをかましてくれて、この世界に魅了されました。この人がいなかったら今の俺はいません。

トークも巧みなラッパーたち

ACE:ラッパーにはトークが巧みな人も多いですよね。最近は、RHYMESTERの宇多丸さんやキングギドラのKダブシャインさんもコメンテーターとしてもテレビの第一線で活躍されているし。

晋平太:面白おかしく振る舞うだけじゃなく、キメる時はキメる『キン肉マン』の超人を見ている感覚に近いのかも。そういったラッパーおのおのの個性やトークを楽しんでみるのもいいよね。

――年末だと、宴会の芸としてラップを練習してもいいかもしれませんね。

晋平太:そうですね。まずは4小節ぐらい自分の自己紹介のラップを作ってみるといいと思う。具体的なやり方は自分の本にも書いたので、ぜひ参考にしてみてください。

取材終了後、晋平太氏とACE氏にそれぞれが「ラップにかける思い」をテーマにフリースタイル・ラップをしてもらいました。

【東洋経済オンライン】晋平太×ACE
紐野 義貴 ライター

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ひもの よしたか / Yoshitaka Himono

1987年、石川県金沢市生まれ。慶應義塾大学卒業後、紆余曲折を経て2015年からライターに。2018年1月から2022年3月まで東洋経済オンライン編集部に在籍。

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