マツダ、来年2月に新型SUV「CX―5」を発売へ 世界販売年40万台目標

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The logo of Mazda is pictured at at the 37th Bangkok International Motor Show in Bangkok, Thailand, March 22, 2016. Picture taken March 22, 2016. REUTERS/Chaiwat Subprasom - RTSBZEF

[東京 15日 ロイター] - マツダ<7261.T>は15日、2代目となる多目的スポーツ車(SUV)「CX―5」を発表した。同日から国内で予約を始め、2017年2月に発売、米国など海外でも順次展開する。世界販売は年40万台を目指す。

小飼雅道社長は同日の発表会で「快適性、静粛性、安全性能をさらに一段高いレベルに引き上げた。この車をスタートにして、マツダは次のステージに向けた成長を確実なものにする」と強調した。

マツダはブランド力向上を掲げ、エンジンやシャシーなどの技術群「スカイアクティブ」と「魂動デザイン」という独自のコンセプトを全車種に採用することを決め、その新世代商品第1弾として12年2月に投入したのが初代CX―5だった。発売前の業績は4年連続の最終赤字で、「まさに社運をかけて発売した」(小飼社長)。

初代は当初、世界販売年16万台を計画していたが、昨年度は約37万台を売り上げ、いまでは同社の世界販売の約4分の1を占める主力車種に成長した。

ただ、新世代商品が6車種すべて出そろい、SUVのラインアップが増えたことで「CX―5のインパクトは薄れた。初代は若々しい感じだったが、新型では色やデザインにより深みを与え、より大人っぽく仕上げた」(チーフデザイナーの諌山慎一氏)。

新型CX―5はエンジンなどは従来のスカイアクティブ技術のままだが、ハンドル操作に応じてエンジンを電子制御し、走行安定性を向上させる技術を採用。渋滞時や高速道路で前を走る車への追従機能も国内仕様車として初めて搭載した。ガソリン車(排気量2000cc、2500cc)とディーゼル車(同2200cc)を用意した。価格は246万2400―352万6200円。

 (白木真紀)

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