仏大統領戦「24歳差婚」男にパリ中熱狂の裏側

大統領候補たちを「見た目」からぶった切り!

来年のフランス大統領選に無所属で出馬したマクロン前経済相。エリートなだけではなく、恋愛方面でも、高校時代の先生と結婚した「やり手」なのです(写真:アフロ)
“エマニュエル・マクロンは演劇部出身だけあって、魅せ方がうまい。この前の政治集会なんて、最後は熱狂的ファンによる連呼よ。まるでシネマを見ているようだったわ”
〜カミーユ 公認会計士

 

アメリカでドナルド・トランプ(70)が次期大統領に当選し、世界中がてんやわんやしたかのように報じられました。EU崩壊、統合から分離へ、グローバリズムの終焉など、メディアにはエキセントリックな見出しが踊っています。

当選前はさんざん“イロモノ”扱いしていた日本のメディアも、手のひらを返すように、「タフなビジネスマン」だとか「本質は良識派」だとか、トランプよいしょの記事を続々出しています。

一方、フランスではいくらか反応が違いました。有識者のコメントは「わが国とは相通ずるところが多い国だと思っていたけれど、やっぱりアメリカは、持っている価値観が違い、ベクトルの方向も違う国だったのだ」と、突き放した言い方です。

フランスでも、来春には大統領選挙があります。トランプの勝利は大きなインパクトを与えました。共和党の予備選挙では、トランプ支持のニコラ・サルコジ(61)は大敗し、3番手のフランソワ・フィヨン(62)が勝利したのです。

TVでは、極右政党「国民戦線」党首のマリーヌ・ルペン(48)が、トランプが当選の映像を見てニヤリと笑った画面が流れましたが、とはいえ極右が力を得て支持を集めて躍進し、扇動された民衆が気勢を上げているといった風潮は見えません。フランスでは、「トランプ大統領」の誕生をまだ静観している状況なのです。

仏大統領選を「美学的」に論評すると…?

もっとも、正直なところ政治オンチである私は、政策論はできないどころか、しないほうがいいと思います。そこで今回はむしろ、大統領候補たちを「美学的観点」から論評してまいりたいと思います。

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