iPhoneを「子ども」に渡す前にやるべきこと 写真やアプリを共有できる設定にしよう

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ある程度アクセス制限をしつつ、ブラウザを使えるようにしたいときは、機能制限でSafariをオフにしたうえで、アクセス制限機能を持ったブラウザを別途App Storeからダウンロードしておくといい。現状ではキャリア(通信事業者)も子ども向けのブラウザを提供している。たとえば、ドコモはiPhone向けに「ファミリーブラウザfor docomo」を用意しており、「小学生」「中学生」「高校生」と3段階にフィルタリングの強度を設定できる。auには「安心アクセスfor iOS」という同種のアプリがある。

一方で、ソフトバンクは「Yahoo!あんしんねっと」を提供しているが、残念ながらヤフージャパン自体がこのサービスを段階的に終了することを発表しており、現在、代替サービスを準備中だ。格安SIMを使っているようなケースでも、キャリアがフィルタリングサービスをiPhone向けに提供していないことがある。このようなときは、「i-フィルター」などの、アクセス制限機能を持ったサードパーティ製ブラウザを使うようにしたい。

3.格安SIMで通信料を抑える

お古のiPhoneを子どもに使わせる場合、どのキャリアの回線を使うかは悩ましい問題だ。大手キャリアでも、端末を持ち込んで契約することはできるが、端末購入時と違い、毎月の割引がつかず、月額料金も1GBプランを選んだ場合で、最低でも4900円ほどかかってしまう。iPhone 6s、6s Plusより前の古いiPhoneだと、SIMロックの解除にも対応しておらず、選べるキャリアも限定される……と思われがちだ。

ただし、厳密に言えば、それは間違い。実は格安SIMまで含めれば、選択肢はほかにもある。仮にiPhone側にSIMロックがかかっていても、格安SIMを使える可能性があるからだ。格安SIMの事業者は、ドコモやauなどの大手キャリアからネットワークを借りており、SIMカードもレンタルとなる。そのため、iPhone側からは、挿さっているSIMカードが大手キャリアのものか、格安SIMのものかは判断できない。

つまり、ドコモからネットワークを借りる格安SIMであれば、ドコモのiPhoneはSIMロックを解除しなくても利用できるということだ。同様にauのiPhoneの場合、mineoやUQ mobileなど、auのネットワークを使う格安SIMを利用できる。ソフトバンクのiPhoneを利用できる格安SIMは今のところ存在しないため、すべての人が使える手ではないが、ドコモやauのユーザーはこうした方法で子ども用iPhoneの通信費を節約するのが賢い使い方だ。

格安SIM事業者もそれぞれの端末で動作検証を行っており、各社のウェブサイトで結果を公表しているので、手持ちのiPhoneが対応しているかどうかは確認しておきたい。SIMロック解除に対応していないiPhoneだからといって、あきらめるのはもったいない。格安SIMであれば、データ通信容量3GBなら1600円程度で利用でき、家計の助けにもなるはずだ。

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