ピレリ・カレンダーが追求する女性の美しさ それは「あるがままの姿」を受容しているかだ

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毎年さまざまな美女をフィーチャーして世界中の話題をさらう「ピレリ・カレンダー」。2017年版を手がけたのは写真家のピーター・リンドバーグだ。ニコール・キッドマンやユマ・サーマンらを招いての発表会が11月29日にパリで開かれた。速報をお送りする。

レタッチなどの作為を加えると、なにも残りません

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

世界的に高名な写真家が美女をドラマチックに撮ることで知られる「ピレリ・カレンダー」。その2017年版を手がけたのは、ファッション写真でも有名なピーター・リンドバーグ(ドイツ)だ。しかし、リンドバーグの口からは「もはやビキニやハイヒールをセクシーだとは思わなくなった」という衝撃の発言が飛び出した。

世界中からジャーナリストを招いて「ピレリ・カレンダー2017」のお披露目が行われたのはパリ。最初はバンドーム広場のリッツ・パリで、翌日はフォーブルサントノレ近くのオテル・サロモン・ド・ロチルド(ロスチャイルド)庭園で、と2日にかけて発表が行われた。

初日は小さくて親密なインタビュー、2日目は大々的な記者発表会。後者にはデイム・ヘレン・ミレン(英国/1945年生まれ)、ユマ・サーマン(米国/1970年生まれ)、そしてニコール・キッドマン(豪/1967年生まれ)が出席した。

美しく装った女優たちとは対照的に、チノ(パンツ)にキャップという超がつくほどカジュアルな装いのリンドバーグ。大物の女優たちを相手にしての泰然自若ぶりは自分への自信の表れで、男の眼にはじつにカッコよく見える。

「私は“美とはなにか”をずっと追求してきたのです」。にこやかに笑いながらリンドバーグは話す。

「私が女性を見て美しいと感じる最初の瞬間は、自分のあるがままの姿を受け入れている様子からです。身体の美はあまり関係ないのですね。写真を撮ったあとにレタッチを頼まれることもありますが、そうした作為を加えるとなにも残りません。そのひとらしさが消えてしまうのですから」

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