ゴルフの「キング」はビジネスでも帝王だった 故アーノルド・パーマーが開拓した新世界

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要は誰にも好かれる男なのである。米ゴルフダイジェスト誌がYouTubeに投稿した動画で、いくつもの追悼コメントを見られるが、パーマーとの思い出を語る人々はほほ笑みを浮かべる。あらためて、パーマーの人柄がしのばれる。

「レジェンド」パーマーを取り巻く特別な空気

毎年、マスターズでは名誉スターターとして、初日の1番ティーに立ち、パーマー、ニクラス、プレーヤーとともにティーショットを打つのが恒例であったが、今年はティーグラウンドに姿を現したものの、皆と談笑するだけでボールを打つことはなかった。ただ、その場に立ち合うことができた私にも、パーマーの周りにある温かい特別な空気を感じることはできた。現在のゴルフの隆盛を作り上げたパーマーに感謝したい。

余談だが、パーマーが亡くなったのは9月25日。パーマーの自伝が出版されたのが10月。パーマーは出来上がった自伝をみて、サインをしたそうである。亡くなる直前に自分の自伝が完成した、というのも気配りの人であったパーマーらしい最期である。

嶋崎 平人 ゴルフライター

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しまさき ひらと / Hirato Shimasaki

1976年ブリヂストン入社。1993年からブリヂストンスポーツでクラブ・ボールの企画開発、広報・宣伝・プロ・トーナメント運営等を担当、退職後、ライターのほか多方面からゴルフ活性化活動を継続。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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