｢株主優待銘柄｣は株価が下がりにくい？ 優待や配当にこだわって投資するのは大事

【10月31日（月）】観光庁の発表によると、10月30日時点の訪日客は、初の年間2000万人突破。10時40分、リソー教育が18円高の605円を付け、年初来高値を更新した。終値は、11円高の598円。不適切な会計があり急落した2013年12月19日からリバウンドし、2014年1月に付けた高値599円を2年9カ月ぶりに更新した。日経平均は、21円安の1万7245円で引けた。本日はハロウィンで、仮装して渋谷を歩くイベントがいつの間にか定着した。

投資のアノマリーでハロウィン投資（ハロウィンで買って、5月に売る）があるが、今年の9月の日経平均は437.56円（2.59％）下がったものの、10月は、975.18円（5.92％）上昇し、思ったように下げていないので、買いにくい。また、米大統領選挙が11月8日に迫っているので、今年は買いに行くのはちょっと様子をみたいところだな。

11月は暴落があるのかないのか、要注意

【11月1日（火）】午前5時半、日経225先物は、50円安の1万7390円。NYダウは、18ドル安の1万8142ドルと小動き。昨日、業績の上方修正を発表した東芝（6502）は、9時23分、7.2円高の388.2円の年初来高値を更新した。終値は、3.7円高の384.7円。12時、日銀は金融政策決定会合で現状維持を発表した。日経平均は、17円高の1万7442円と小反発。

【11月2日（水）】午前5時半、日経225先物は、200円安の1万7240円。NYダウは、105ドル安の1万8037ドル。クリントン氏、Eメール問題でFBI捜査再開と報道。また世論調査で、トランプ氏1ポイントリードと報道。日経平均は、307円安の1万7134円と大幅安。

【11月3日（木、文化の日）】午前5時半、日経225先物は、50円安の1万7050円。NYダウは、77ドル安の1万7959ドルと1万8000ドル割れ。

【11月4日（金）】NYダウは、28ドル安の1万7930ドルと4カ月ぶり安値水準。NY原油続落、一時1カ月ぶり安値の44ドル台前半。日経平均は、229円安の1万6905円と大幅続落で、2週間ぶりに1万7000円台割れ。優待保有銘柄の藤田観光（9722）は、10円安の335円を付け年初来安値を更新。訪日客初の年間2000万人報道があっても下げ止まらない。12月本決算で期末配当予想は、4円。21時30分、10月の米雇用統計は、16万1000人増と予想をやや下回る。

【11月5日（土）】午前5時半、日経225先物は、前日比変わらずの1万6890円。NYダウは、42安の1万7888ドル。1ドルは、103.09円、1ユーロ114.83円。

秋は暴落シーズンだが、今年は目立った下げはなかったが、11月に入り大きく下げてきた。1カ月くらいズレることもよくあるので、今年の11月は注意して見て行きたい。