やきものの味わい
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『藍三彩有蓋万年壺(らんさんさいゆうがいまんねんこ)』
中国・唐時代 8世紀 山口県立萩美術館・浦上記念館蔵
最後にやきものを紹介すると、デザインが目を引く『藍三彩有蓋万年壺(らんさんさいゆうがいまんねんこ)』は中国の唐時代に作られたもの。限られた色数をうまく組み合わせた文様は、じゅうたんなど、西方の染織品から影響を受けているそうだ。藍色の釉薬の原料には西アジア産のコバルトが使われている。
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『粉青沙器掻落牡丹文扁壺(ふんせいさきかきおとしぼたんもんへんこ)』
朝鮮・朝鮮時代 15-16世紀 山口県立萩美術館・浦上記念館蔵
『粉青沙器掻落牡丹文扁壺(ふんせいさきかきおとしぼたんもんへんこ)』は素地に白い土を塗り、牡丹と葉の部分だけ残して掻き落とし、文様を浮かび上がらせた。さらに全体に青釉をかけている。
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