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まず②のケースですが、海外駐在が実現する確率は何パーセントぐらいでしょうか? 努力すれば、チャンスはありそう? 仮に数年後に駐在できたとして、自分が目指す「グローバルエリート」になれそうでしょうか?

タカシ:会社が決めることだから何とも言えないんですよ。ないとはいえないけど、可能性はものすごく低いとは言えるかも。候補から外されちゃいましたしね。日本の会社で、海外勤務希望をあまりに強く主張したことが裏目に出ちゃったのかもしれない。海外駐在できたら、最高なんですが……。

サトチエ:次に③のケースですが、大手に転職できないとダメなんですよね? 小さなベンチャー企業の海外展開なんかも面白いと思いますが……。

タカシ:いや、ボクはベンチャー向きじゃないんです。そこまでリスクを取るのはちょっと……。大手で海外勤務ができるんだったら、給与がちょっとぐらい下がってもいいんですが。

サトチエ:なるほど。一応、④も想定してきくけれど、たとえば、マッキンゼーの日本支社に採用されたら、どうするの? 海外に駐在する可能性はほとんどなくなるけれど。

タカシ:それは……、相当迷いますね。いや、それだったら転職するかもしれないなあ。

サトチエ:えー! さっきの「どうしても海外で働きたい」っていうのは、どこへいっちゃったんですか??

結局のところ、タカシさんの優先順位をまとめると、次のようになりました。

第1希望 ②のケース:現在の勤務先で海外駐在

第2希望 ④のケース:超有名な外資系グローバル企業へ転職する(国内勤務でも可)

第3希望 ③のケース:現在の勤務先と同等・それ以上の日系の大手グローバル企業に転職し、海外駐在

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