死んだ時、SNSやPCのデータはどうなるのか Facebookは追悼アカウントに切り替え可能

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フェイスブックの「追悼アカウント」

たとえばフェイスブック。自分が死んでしまった時に、そのアカウントを、故人をしのぶための「追悼アカウント」に切り替えることができます。追悼アカウントに切り替わると、本人が亡くなったという表示に変わり、「友達かも」や「誕生日」も表示されなくなります。

「設定」→「セキュリティ」→「追悼アカウント管理人」というメニューから、死後、アカウント管理を任せたい「友達」を指定できるんですが、実はコレ、指定された本人に必ずしも通知がされるワケではないんですね。
遺族がフェイスブックに「本人が亡くなった」と申告、必要な手続きを終えた時点で、はじめて管理人に「アナタ追悼管理人!ヨロシク」という連絡が入ったりします。私もある友人を管理人に設定していますが、本人には知らせていません。ビックリするかな……。

そのほか「自分が死んだらアカウント全削除」という選択肢もあり、同じく「設定」→「セキュリティ」→「追悼管理人」で設定できます。

他社の場合、たとえばグーグルには「アカウント無効化管理ツール」という機能があり、死後のデータ管理を細かくカスタマイズできます。また多少おカネがかかりますが、行政書士と「死後事務委任契約」を交わしてID・パスワードを預け、自分が死んだらSNSは○○してね、と一括してお願いする方法もあります。

私もともと、GREEカスタマーサポートの責任者でした。亡くなったユーザーさんのご遺族からいただく連絡は、本当に辛かったです。

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