インスタグラムは「顧客対応」に最適だった

「コンタクト」ボタンで回答を効率化できる

もっとも早い段階でブランドの危機に気づくことができる(撮影:今井康一)

「カスタマーサービスツール」として、インスタグラムを利用するブランドが増えている。

高級デパートのノードストームや化粧品メーカーのベネフィット、航空大手のデルタ、ファミリーレストランチェーンのデニーズなど、すでに複数の企業がインスタグラムの新しい「コンタクト」ボタン経由でカスタマーからの問い合わせを受け入れた。「コンタクト」ボタンを使えば、消費者は電話やショートメッセージ、メールで直接、ブランドとコミュニケーションができる。

デジタルエージェンシー ヒュージのソーシャルメディア部門でアソシエートディレクターをつとめるケビン・デル・ロザリオ氏は次のように述べた。「(インスタグラムの)『コンタクト』ボタン導入のメリットは、商品の評価管理やカスタマーサービスにおいて、もっとも早い段階でブランドの危機に気づくことができることだ」。

業務効率化のメリットあり

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:インフォバーン)の提供記事です

「コンタクト」ボタンは、顧客とのコミュニケーションを合理化し、回答率の増加を期待できることから、ブランドの業務を簡素化できる。たとえば、マスマーケット向けコスメブランド、ガルニエUSAは「コンタクト」ボタンをコンシューマーケア・コールセンターとつないでいる。ソーシャルメディア・アシスタントマネージャーであるジュリア・ウエスト氏は問い合わせを選別する手間から解放されたという。一方、ユーザーはコールセンターに誘導される機械的なメッセージを聞いたり、フリーダイヤルを入力するという苦労から解放される。

次ページ問い合わせをもっと手軽に
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • コロナ後を生き抜く
  • 最新の週刊東洋経済
  • 占いのオモテとウラ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
脱・ストレス 不安加速社会<br>への4つの処方箋

コロナ禍で、人と会ったり飲み会をしたりといった従来のストレス解消法がしづらくなっています。そんな今だからこそ、「脳」「睡眠」「運動」「食事」の専門家が教えるコンディショニング術でストレスフリーな状態を目指しましょう。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT