横須賀が横浜や鎌倉と並ぶような日は来るか

転出超過ワースト2位の市が挑む人口増加策

日本人には人気の「軍港めぐり」だがインバウンドではどうか?

買い物客でにぎわう、日曜日の銀座。6月末、この街で総勢100人が集まり、熱い議論を交わす会議が開かれていた。その名も「YOKOS会議(ヨコスカイギ)」と銘打った会議には、横須賀市長から各界のキーマン、高齢者や大学生までが参加。3時間にわたって、ひたすら横須賀について語り合った。

東京の中心で横須賀を熱く語る「YOKOS会議」

この記事はDiGJAPAN!(運営:昭文社)の提供記事です

地方創生イベントは数多くあるが、都心でこれほど人を集められるイベントは珍しい。何よりすごいのは、参加者の顔ぶれだ。吉田雄人横須賀市長に加えて、GEキャピタルの安渕聖司社長やアクセンチュア程近智会長といったビジネス界の重鎮から、アプリ開発を手掛けるタイムカプセルの相澤謙一郎社長などハイテク系の若手経営者まで一同に顔をそろえたのである。

横須賀といえば、どぶ板通りや「よこすか海軍カレー」などで知られる神奈川随一の人気観光スポット。その横須賀に、経営者たちがそこまで興味を持つのはなぜなのか。

吉田市長自身が中心となって発足した「ヨコスカバレー」。横須賀の観光については、SNSとの連動やインバウンド対応の遅れなどを問題視している

10年後までにICT(情報化)事業者100社の市内集積、100億円の経済効果を目指す――。実は横須賀では目下、「ヨコスカバレー」なるICT企業誘致活動が進行中だ。立ち上げたのは吉田市長本人で、プロジェクトではスタートアップ企業の支援・誘致や、学生へのICT教育、クリエーターが活動しやすい環境作りなどに力を入れている。今回のヨコスカイギは、プロジェクト発足1年目の活動報告をかねて開かれたのである。

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