「住みたい都市ランキング」の街は安全なのか

地盤などの土地の危険度をチェックしよう

住んでいい町かどうかの見極め方とは?(写真:ジャバ / PIXTA)

土地の知識があるかないかで、生死を分けることも

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です

「私が伝えたいのは、正しく怖がるために土地の知識を持ってほしい、ということなんです」

そう語るのは、地球科学コミュニケータの大木裕子さん。彼女の著書では、「住みたい街ランキング」の街がはたして安全であるのか、という疑問から始まり、住んでいい町かどうかの見極め方などを解説している。

「イメージなどで暮らす町を決めるとよく聞きますが、私はまずは安全なところに住むべきだと思っています」

地震に台風、水害と自然の猛威に襲われやすい日本。災害に強い土地で暮らしたいと思うのは当然だ。

「大きな地震があったとき、場所によっては、すぐ近所でも震度が1違ったりすることも珍しくない。地震だけでなく、土砂崩れや液状化現象にしても、地盤などの土地の知識があるかないかで、生死を分けることも」

大木さんが注目しているのは地盤である。

「地盤には地震に強い地盤と弱い地盤があります。弱い地盤の特徴は、①水を多く含む。②周辺と比べて低いところにある。③急傾斜地。④人工地盤。⑤火山灰など地盤を形成する素材が脆い。これらの特徴が1つ以上当てはまります」

例えば、もともとあった地面にほかから持ってきた土砂をのせて作られた『盛土造成地』は、前述した特徴の①②④⑤が当てはまり、崩れやすい。また、水を含み不安定な『谷底低地』、崖の多いところ、湿地帯なども危険度が高いという。

次ページ強くて安全な地盤とは
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ブルー・オーシャン教育戦略
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』新春号を先取り!<br>波乱相場にも強い大健闘企業

企業業績の拡大に急ブレーキがかかっている。世界景気の減速や原燃料費・人件費の高騰が重荷だ。そうした逆風下での大健闘企業は? 東洋経済最新予想を基に、上方修正、最高益更新、連続増収増益など6ランキングで有望企業を一挙紹介。