仕手株ユニクロの威力
ではこの先、株価はどこまで上昇するのだろうか。
米国の企業業績は伸びており、株価上昇が続いているにもかかわらず、足元の予想PER(株価収益率、予想1株益に対する株価)は過去の平均の16倍に及ばない14倍台だ(図上)。しかし、日経平均のPERはすでに27倍である。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資情報部長の藤戸則弘氏は、日本株はすでに「ファンダメンタルズで説明のつかない金融相場になっている。PERではなく、実質PBR(1株当たり純資産に対する株価の倍率)に注目する含み資産株相場で、いずれ地価が本格的に上昇する」と予想する。つまり、バブルの様相を呈してきたといえる。
実際に、年初来の33業種別TOPIX(東証株価指数)の上昇ランキング上位には、倉庫・運輸、陸運、不動産などの含み資産関連が並ぶ(図下)。日本の株高といえば、円安で輸出株主導というイメージがあるが、実態はそうでもない。
この記事は有料会員限定です
残り 952文字
