ワイン選びに自信がない人に教えたい超基本

この6品種を押さえておけば、何とかなる

反対に【カベルネ・ソーヴィニヨン】の濃厚さがもっと欲しくて、(これ系で別バージョン)と思ったら、次は【メルロー】にいきます。

白の場合は、【シャルドネ】が味のど真ん中です。【シャルドネ】よりもフルーティなのが欲しいと思ったら【リースリング】に、もっとすっきり寄りがいいと思ったら、【ソーヴィニヨン・ブラン】にいっちゃってください。

これで赤ワイン・白ワインの基本的な好みをつかんだことになります。こんな風に、赤の【カベルネ・ソーヴィニヨン】、白の【シャルドネ】を起点とした、6人のポジションさえ頭に入れておけば、そのときの気分や食べ物にあわせて、「だいたい」ワインを選ぶことができるようになります。

「単一ワイン」を狙って注文しよう!

6品種の特徴がわかれば、ワインはだいたいわかります。世の中に出ているワインの多くは、6品種のうちいずれかが登場しているし、もし知らないキャラが出てきたら、「(6品種のうち)どの味に近いか?」を店員さんに確認すれば、自分好みのワインに近づけるからです。

とはいっても、そう簡単にはいきません。そう簡単にいくなら、ソムリエなんて職業はこの世から不要になります。ワインの世界がそこそこ難しくて、私は本当に良かったと思っています。もちろん堂々とメニューに「シャルドネ!」「カベルネ・ソーヴィニヨン!」などと記されているワインもあるのですが、その一方で、品種が謎のワインというのもけっこう存在するのです。

品種が“ブレンド”されたワインの大半は、ラベルに品種の表記がないので、メニューに書かれてないことも多いのです。反対に品種がラベルにハッキリと書かれているものは、「単一(またはヴァラエタル)」と呼ばれるワインです。「あの品種の味をつかまえたい」と思ったら、その品種の名前が明記された単一ワインを選ぶといいでしょう。

単一ワインはアメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、日本などに多く、たいてい「安くても、わかりやすく美味しい」です。たとえばチリ産の【カベルネ・ソーヴィニヨン】、ニュージーランド産の【ソーヴィニヨン・ブラン】などは味がわかりやすく、ハズレが少ないです。単一ワインを選んでいれば、品種の違いがはっきり区別できるので、だんだんワインを選ぶことも、飲むことも、面白くなってくるはずですよ。

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