「トップ営業になる」という目標がダメな理由

成果を出すには、目標の立て方から変えよう

次は、「達成できる目標にする」についてです。

達成できる目標にする

ここでもう1つ大切なことは、達成できない目標は目標ではないということです。よく起きる間違いは、目標は高く持つのがよいことだと、達成できない目標にしてしまうことです。目標は「夢」とは違います。単なる「思い」でもありません。夢や思いを達成可能なレベルにまで具体的にブレークダウンしたものを、目標といいます。

目標は必ず達成できる形で表現されていなければなりません。そのためには、ゴールだけではなくて、そこまでの道のりについてもはっきりと決めておかなければなりません。

たとえば、「A商品を××エリアで売って、トップ営業パーソンになる」というような目標の立て方です。ここで大切なことは、たとえトップ営業パーソンになったとしても、A商品ではなく、B商品だったとしたら、これは目標の達成ではありません。目標に定めたこととは違う行動を取ったわけですから、たとえトップ営業パーソンになったとしても、これは偶然だと考えるべきなのです。

また、目標には、期限も必要です。時間無制限でいつか達成されるかもしれないというのでは、目標とはいえません。何事も有限の時間の中で達成していかなければならないからです。

期限のないものを目標と呼んではいけません。先のように、目標とスローガンを混同している場合には、目標に期限がないことがあります。たとえば、「いつかは営業でナンバーワンになる」のようなものです。これでは、この人が営業でナンバーワンになることはありません。目標は、決められた期限までに達成可能でなければいけません。そのため、期限までにどのような状態になっていなければならないのかも、具体的に書き出すことが必要です。

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