いま一番売れているビジネス・経済書は何か。8月14日~20日にアマゾンでたくさん売れた書籍(電子版や読み放題サービスを除く)のランキングをみていこう。
首位には2週連続で『最強の働き方』が輝いた。すべてのジャンルを合わせた本全体でもアマゾン首位に輝いており、異例の売れ行きを記録しているといえるだろう。
なお東洋経済オンラインでは、この『最強の働き方』と連動した連載を開始しているが、こちらも大ヒットしている(「メモ」でバレる!凡人と一流の致命的な差、メールでバレまくる「デキない人」の3大欠点、資料1枚でバレる「二流で終わる人」の3大特徴、話し方でバレる「永遠に二流の人」の4大欠点)。
第2位は『キリンビール高知支店の奇跡』。筆者はキリンビール元副社長で営業本部長を務めた人物。地方のダメ支店の逆転劇から、営業の極意、現状を打破する突破口の見つけ方を学ぶことができる。4月発売以降、ずっと上位をキープしており、ベストセラー街道を邁進している。
第3位は米国のネットカルチャーを代表する雑誌「WIRED」を創刊したカリスマ編集者、ケヴィン・ケリー氏の『<インターネット>の次に来るもの』。人工知能(AI)やヴァーチャル・リアリティ(VR)など今後30年間に起こる、12の不可避なテクノロジーの潮流をまとめた。そこにあるのは「避けられないトレンドにおびえ、逆らうよりは、徹底的に利用することで、その人にとっても新たな未来が開ける」という前向きなメッセージである。なお同氏への特別インタビューはケヴィン・ケリー、「人工知能の未来」を語る、孫さんガッカリ?IoT普及阻む決定的な問題で読むことができるので参考にしてほしい。