「秘」注目13銘柄も掲載!「四季報」春号必勝法 いよいよ3月15日は『会社四季報』発売

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ここまで引っ張ってきて、この例を出すのも恐縮なのですが、バイオ関連銘柄の場合は、前号の矢印の向きを見て、その後の株価推移を推測するのは、難しいのです。むしろ、足元の業績よりも、期待が他の業種に比べ、大きく先行するグループなのです。

ただ、様相は一変しています。いわゆるアベノミクスの3本の矢の1つである「成長戦略」の連想でいえば、勝ち組投資家なら「再生医療」を本命にリスト化するべきです。

こうした銘柄の場合は、来期、さらに再来期という近い将来の業績よりも、数年先の期待が先行します。では、そうした期待は、四季報のどこで見ればいいのでしょうか。ずばり、四季報では、「材料欄」(各四季報記事の左の部分)が、その役割を担っています。

さて、上述の再生医療関連銘柄の、四季報春号の材料欄の記述はどうなっているでしょうか。さらに矢印の向きも上昇を支援するでしょう。矢印が上向きなら、大きな盛り上がりを見せることでしょう。場合によっては、さらなる大化け出世株に変貌するかもしれません。ますます、最新号が待ち遠しくなりました。

(撮影:尾形 文繁)

坂田 善種 ファイナンシャルプランナー 東洋大学講師

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さかた よしたね / Yoshitane Sakata

 中央大学法学部法律学科卒業、同大学商学部会計学科卒業、同大学大学院商学研究科博士課程前期修了(商学修士)。専門は、財務会計・企業評価。大学院在籍時より、大手金融機関の資産運用設計システムの開発業務に従事し、1994年、FP資格取得後、主に富裕層向けの長期・安定的な資産運用設計を行う。投資研究会「シンデレラ株式投資研究会」「シンデレラFX研究会」(ともに現在、定員満席にて新規会員の募集はなし)の主任講師。東洋経済新報社『オール投資』(現在、休刊中)では、「勝ち逃げ」株式投資法を好評連載。業績を重視した低位割安成長銘柄の発掘には定評がある。『会社四季報』の読者歴は、40年を超える。
 


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