テニスで錦織が銅、日本96年ぶりメダル獲得 リオ五輪テニス男子シングルス
[14日 ロイター] - リオデジャネイロ五輪は14日、テニスの男子シングルス3位決定戦を行い、第4シードの錦織圭が第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)に6─2、6─7、6─3で勝利を収め、銅メダルを獲得した。
日本勢がテニスでメダルを獲得するのは、1920年アントワープ大会のシングルスとダブルスで銀を取った熊谷一弥以来、96年ぶり。
これまでナダルに通算1勝9敗だった錦織は、第1セットの第5ゲームでブレークすると、第7ゲームでも再びブレーク。第2セットでは先に2ブレークしたもののタイブレークに持ち込まれ、ナダルにこのセットを取られた。
第3セットでは、錦織が第4ゲームのブレークでまたも先行すると、サービスゲームをキープし続けて勝利した。
試合後、錦織は「銅メダルもうれしい」とし、タフな試合を最後競り合って勝てたというのは経験値としていいものになった、とコメント。いいプレーができず苦しい場面もあったとした上で、「最後までファイトして、日本のためにがんばるというのはすごく楽しかった」と語った。
同決勝では、アンディ・マリー(英国)がフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)を下し、連覇を成し遂げた。
女子ダブルス決勝では、ロシアのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組がスイスのティメア・バシンスキー、マルチナ・ヒンギス組をストレートで下し、金メダルを獲得。
米国勢同士の対決となった混合ダブルス決勝は、ベサニー・マテックサンズ、ジャック・ソック組がビーナス・ウィリアムズ、ラジーブ・ラム組を制した。
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